自分なりに調べて解釈してみたが、間違ってるかもしれないので鵜呑みにするのはどうかな?



最近、筋力トレーニングをしているのですよ。
腕立て伏せとか、腹筋とか、自転車通勤時に思いっきりこいだりとか。
同年代の友人が体力落ちたと言うので俺も落ちてるに決まってると思って。
持久力は解んないんですが、筋力に関しては相当落ちてるみたいです。
腕立て伏せが50回連続で出来なくなってます。
腕が疲れてもう大変な事に。


そこで、俺は「何で勝手に疲れんだよ!」と自分の体に聞く訳ですよ。
危ない人だから。
その時、昔、村の長老から聞いた言葉を思い出したのでございます・・・
長老「疲れるのは、疲労物質の乳酸が溜まったからじゃ。」
そうか!乳酸の野郎の仕業か!もう二度とヤクルト飲まねー!と思った方、ちょっと待ってください!
ヤクルトに含まれているのは乳酸菌であって乳酸と同一人物なの?
ヤクルトは健康に良いので、むしろガブガブ飲んでください。
2リットルのペットボトル満杯に移し替えた上で一気飲みしてください。
絶対腹壊すけど。


じゃー乳酸と乳酸菌はどー違うんだよ!
調べてみました。


乳酸菌
菌だけあって生命体。
乳糖やブドウ糖を栄養とし、それらを分解する際に乳酸を作る。


乳酸
人体などに存在する天然の有機化合物。
糖類が分解される事によって発生。
人間が筋肉を動かす際にグリコーゲンと言う糖を使用する為、そのグリコーゲンが分解され乳酸が生じ疲労する。
筋肉を酷使し過ぎない為の注意信号の役割を担う。


やっぱヤクルトと乳酸、関係あるじゃん!
ヤクルト飲んで乳酸菌が体の中で大増殖すると凄い勢いで疲れるって事でしょ?
マジで〜!?
そらヤクルトもあんなにちっちゃい容器に入っとる訳やで!
謎は全て解けた!
2リットルも飲んじゃダメ!ゼッタイ!
ヤクルトの評価うなぎ下り。


乳酸が筋肉を使い過ぎない様に注意をする役割を果たす事はまー解ったが、もう少しくらい筋肉使いたいじゃん!
何とかして乳酸を発生させないように出来ないものか・・・?


アイディア① 人類がグリコーゲン以外の物を使って筋肉を動かすように進化する。
そうすれば、糖を分解して乳酸が発生する事も無くなる訳ですよ。
改造手術ですよ。コーディネーターですよ。
キラとかアスランはきっと筋肉痛とかならないんですよ、良いな〜。


アイディア② 発生した乳酸を片っ端から捕食する生物を体内に飼う。
天然の有機物である乳酸が自然に発生するならそれを消費する事も可能なはず。
そーゆー菌なりウィルスなりを体内で飼えば、疲労知らず間違い無し。


アイディア③ 発生した乳酸を中和する酵素を生み出すように進化する。
筋肉痛になったらグレープフルーツジュースを飲むと良いと筋肉マニアな友人に教えてもらったので、グレープフルーツに含まれる何かが乳酸を中和していると推測出来ます。
その成分を体内で自動精製出来るようになれば、発生する乳酸を速攻中和してこれまた疲労知らずですよ。




アイディア③の乳酸中和物質について少し調べてみました。
すると、直接の疲労物質は、乳酸ではなく、乳酸と同時に発生するプロトンと言う水素イオン(H+)らしいのです!
キバヤシ「つまり、真の悪者は乳酸の連れてきたプロトンだったんだよ!」


ごめん!疑って悪かった乳酸くん!
それはさておき、人間は運動しながらもこのプロトンを中和しているらしいです。
だから多少疲れても運動が出来るのか?
疲れながらも運動が出来るのは以下のような仕組み。


人間の体はアルカリ性で、プロトンが体内に出来たら若干酸性気味になる。(pH6.5程度)
そうなると、エネルギーを作り出す効率が落ち、なおかつ神経からの信号の伝わり方が鈍るらしい。
そんな訳でプロトンを中和しないといけない!
ついでに、プロトンの元である乳酸も中和しちゃえ!!


プロトンを中和する為には、血液中に含まれる重炭酸塩(HCO3-)という物質が必要。
この重炭酸塩(HCO3-)は腎臓で製造され、プロトン=水素イオン(H+)を取って、H2CO3となり、さらにそれが二酸化炭素(CO2)と水(H2O)へと変わる。
二酸化炭素は体外に排出される。
プロトンの元である乳酸は肝臓でグルコースと言う糖に変えられ、筋肉に戻りまたエネルギー源として再利用される。
従ってプロトンが次々に二酸化炭素と水に変わってる状態が、疲れて息が上がってるけど、運動出来る状態と言う事になる。
でも、この状態は一分から三分が限界との事。
余った乳酸は尿として体外に排出されるんだって。
と言う事は腎臓が悪いと重炭酸塩が出来難くなって疲れが取れにくい体になると言う事ですか?


そんでもって、プロトンの元乳酸を中和すると思しきグレープフルーツなどに含まれる物質の正体を探ってついに判明しました。
その名は・・・
クエン酸
クエン酸は、グレープフルーツ、レモン、リンゴ、みかん、オレンジ、ゆず、すだち、梅干しなどに多く含まれるとの事。
なるほど!
道理でまほらばで良く梅干し喰ってると思った!(多分関係無い)
それにしても酸っぱいもの多いな。


ここまで調べて何かゴチャゴチャして良く解んなくなってきた。


筋肉を動かすにはグリコーゲンが必要。
グリコーゲンで筋肉を動かすと乳酸が発生。
乳酸には、疲労物質プロトンも付いてくる。
プロトンが体内に溜まると、体が酸性気味になりエネルギー効率、信号伝達効率が低下するので中和開始。
中和する為には腎臓で生まれる重炭酸塩が必要。
ついでにプロトンの元になる乳酸も肝臓でグルコースに変える事が可能だが容量に限りがある。
中和出来なかったプロトンが血液中に溜まり、エネルギー効率、回復能力、神経信号伝達効率が低下し、この状態を疲労と呼ぶ。
疲労すると運動出来なくなり、筋肉がこれ以上グリコーゲンを分解して乳酸を発生出来なくする。


乳酸及びプロトンによる体内の酸性化と言う命がけな手段を使ってまで、体を休ませたいとは、何と軟弱な!
あーあ、筋肉を何とかして鍛えなおしたいにゃー。
やっぱり、コーディネーターになるしか・・・


まずは、クエン酸を摂取して乳酸を中和して、プロトンの発生を喰い止めます。
そーいや、冷蔵庫に10年物の梅干しが眠っていたような・・・


参考文献URL
http://www.fusokk.co.jp/topics/072/
http://spokega.hp.infoseek.co.jp/nutrition/sportsnutrition3.htm
http://www.hm4.aitai.ne.jp/~96127mc/kisov1/kaisetu2.html
http://diet100s.com/834E834783938E5F89F19848/w834E834783938E5F89F19848.html