年も明けて浮かれている人々に柄杓で液体窒素をぶっ掛ける話



とある用事で外出したんですが、家の目の前の道路に猫の死体があったのです。
年明け早々お前も運が無かったな、来世では幸せになりな、と十字を切って出掛けたのです。
用事を済ませて家に帰ると先程の猫の死体がまだそのまま放置されていて、保健所は何をしているんだ!お前等全員首だ!派遣切りされた人達と今すぐ代われ!とか思っていたのですが、ふと見るとその猫の死体の傍らにもう一匹猫が・・・
それは、その猫の兄弟のようでした。
傍らに佇み、兄弟猫の遺体をずっと見つめていました。ずっと。


実家で飼っている猫が仔猫を産んですぐに、その仔猫が外で車に撥ねられて死んだ時、親猫がずっとその仔猫の遺体を舐めて毛繕いしていたのを思い出しました。


猫だって大事な家族を失えば悲しいんだよな。
2009年はこのような悲しい事が世界中で減る事を願います。


車に乗られる方は、乗り込む際に是非周りに誰も何も居ない事をご確認ください。
特に猫は温かい場所を求めていますので、車のエンジン部分に乗っていたりする事があります。
車がバックした時に轢かれるのがあなたの大事な人かも知れません。ゆめゆめご注意されますように。