まとまらない

小杉十郎太役峰あつ子

長い癖に結論とか無いんで省略。
ちょいと考えてる事があるのです。
面白さって何だ?って事なんですが、何で面白いんだろう?
面白い漫画、面白いアニメ、面白いラジオ、面白い芸人、面白いブログと色々ありますが、ここでは、一応絞ってブログと言うか文章に限定します。
つまり、面白い文章って何?どうやって書くのって言う話ですよ。


気になって、面白いブログってググってみたりしたのですが、出てくるブログを読んでも意外と面白くないんですよ。
でも、世間一般では面白いと評判なんでしょう?
俺と世間一般が隔絶されている事を差し引いても、面白さは千差万別と言っても、誰しも何かに対して面白いと感じる訳ですから、そこには何か共通点があると思うのですよ。
えーとあれだ、必要十分条件とかなんかそーゆー感じのですよ。
誰かしらが面白いと感じるには、何か理由があるはずなんですよ。
それを解き明かしたいとは思うが、人類が昔から研究して求めていた答えを俺が数分で出せる訳は無いんで、そこら辺は上手くお茶を濁していきたい。
あ、ここで言う面白いブログとは、情報系とか為になる話とかではなく単純に読んで面白いと感じる奴です。


面白いと思う条件を解き明かそう。
条件って何でしょう?
まず、文字が読める事ですよね。
例えば昨日このブログには、6人ほど外国からのアクセスがあった訳ですが、多分その人たちは何も面白い事は無かったと思いますよ。
だって日本語が多分読めないだろうし。
どうやって検索して来たのかがイマイチ謎ですが、日本語が読めない外国人が来たとして面白がる内容があるとは思えません。


次の条件は、多分好意的な理解だと思うのです。
理解出来ない事は面白いと感じる事が出来ない。
面白さは理解あってこそ生まれるのでは無いか?
何か言い例えが思い浮かばないんで、仮定のお話をします。


俺の昨日の晩御飯が、バナナと鮭とばだったんですけど何か?


ここで、面白いと感じる人と感じない人と分かれたとしましょう。
面白いと感じなかった人はさらに三つのグループに分かれます。
即ち・・・
1 バナナと鮭とばって何よ?派。(晩御飯に出てきても不思議だと思わない)
2 毎日、バナナと鮭とばが晩御飯だよ派。(いつも喰ってますよ?)
3 お前の食生活なんてどうでも良いよ派。(興味無し)


一つ一つ見ていくと、1番のバナナと鮭とばが何か解らない人には、きっと普通に晩御飯のメニューが書いてあるだけと言う認識でしょう。
2番の人は、何を当たり前の事を書いているんだ日本人なら常識だろうと言う認識ですが、もっと栄養バランス考えて!
3番の人には、本当そうですねとしか言い様が無いのですが、何を求めてきたのか解らないので対応策が練りにくい。


そして仮に面白いと感じた人は多分、読んでいて心の中でツッコミを入れたと思うのです。
バナナと鮭とばって!


このツッコミは、普段の食生活において晩御飯にバナナと鮭とばのみが出た事が無い人。
つまり、バナナも鮭とばも晩御飯のメインに来る事が無いと言う理解をしているからこそ、ツッコミを入れたと思うのですよ。


自分の晩御飯を考えてみてそのミスマッチに対して面白いと感じたのではないでしょうか?


でもまぁ統計によると日本人の約9割7分は、主食がバナナで、鮭とばがおかずなんで実際笑った人がいたらその人が変なんですけどね!


今、普通にツッコミと言う言葉を使用しましたが、ツッコむ為には当然ボケが必要になって来る訳です。
ボケがあってツッコミが初めて意味を為すのでしょう。
コンビ芸人でもボケ無しで両方ツッコミと言うコンビはいないでしょう。多分。
では、ブログにおいても、ボケを入れていけば良いのでしょうか?
そして、ボケたらツッコミを入れなければいけないのですが、自分で入れるべきなのでしょうか?
それとも読者にツッコんでもらうべきなのでしょうか?


よくよく考えてみると、当然のようにこのブログでもボケを入れていますが、自分でツッコんでいるか、読者に勝手にツッコんでくれと投げっ放しかは良く解りません。
その時の気分で適当に変えてます。
これが、このブログが面白くない理由なんでしょうか?


面白くする為にはボケとツッコミを考える必要があるんでしょうか?
そして、ボケをまず理解してもらわないと読者にはツッコんでもらえない訳ですから、俺が目指す解る人だけにしか解らない文章はかなりハードルが高い事になります。
一般受けは絶対しない条件を満たしている訳ですが、取り敢えずは俺が読んで面白い文章を書きたい訳なんでまー俺以外の人には面白くなくてもまぁしょうがない。


他にも色々条件があるのだろうが、何か疲れたので今回はこの辺で中断。
一応、軽くまとめてみると・・・


本日の面白いブログの条件の推論。
文章が読めて、ボケに対して好意的に理解しツッコんでくれる読者がいる。
他人任せだ・・・!
じゃあ逆説的に、面白い文章とは、読者が好意的に理解してツッコんでくれるようなボケが含まれていると言う事か?
ボケが大事なのか・・・
解りやすいボケって面白いのか?
うーむ・・・
ますます解らなくなった。


一体、人は何を持って面白いと思うのか?
まだまだ研究の余地がある。
文章の道は長く険しい。
あー面白い文章書きてぇなぁ。