トルネに撮り貯めているアニメやら映画やらをめっちゃ観た



Anotherと輪廻のラグランジュ偽物語、あと昨日金曜ロードショーでやってた第9地区って映画。


Another
ホラーアニメ。人がいっぱい死ぬ。理由はあるが理不尽。
理不尽に人が死ぬ作品は名作の持論がある俺としては文句無く面白い。
有り得ない死に方も逆にそーゆー現象だからと納得させるのは凄い。
ただのホラーと見せかけて最近ではミステリー要素も入ってきた。
しかし一番の見所は、毎年ほぼ確実に10人程度死ぬのに舞台である中学校が廃校にならない事。
夜見山市の住人はどれだけ人の死に対して寛容なんだよ。
さらに言うなら、引き篭もりの兄が事故死したら、普通の女子中学生ならガッツポーズするはずなのにしてなかった。
そこら辺がフィクションなのでリアリティが無くて残念。


輪廻のラグランジュ
SFと女子高生日常物を掛け合わせた鴨川アニメ。
石原夏織瀬戸麻沙美茅野愛衣と言う若手女性声優をメインに据え、日産も協力してるがイマイチ何を訴えたいのかが伝わらない。
ドジっ娘プリンセスを愛でるアニメと考えると合点が行く。
イカ娘キャストが多いのは何か理由があるのか?
おらが祭でバトミントン同好会と書いていた時点で俺の評価は7割減。
スタッフが間違えたのか、ジャージ部と言う人助けを掲げている癖にまどかがその対象の正式名称をうっかり間違えたと言う設定なのか、本当にバトミントン同好会なのか納得の行く説明がない限り訴訟も検討するバドミントン経験者がいる事を監督は覚悟しておくべき。


偽物語
化物語を観てる事を前提のアニメ。
基本的にファンディスク的な作品のアニメ化なので楽しむ事を追求しており素直にエロさを堪能したら良い作品。
基本的にアニメは原作をカットしないと入りきらないので、原作派にはちょっと物足りない所があるかも。


第9地区
アカデミー賞ノミネートを歌っていたが、SFと言うよりは民族問題、人種間問題を扱った作品で、ドキュメンタリー風に作ってあるが故に何も解決しないまま終了し、特に人類滅亡などSFらしいドキドキ感は無い。
SF設定の人種問題作品の域を出ず、あだち充の野球漫画と同じような感じ。
SFは添え物。
どいつもこいつも登場人物が自分の事しか考えてなくて、あまり感情移入出来なかったが、知恵遅れでクズだった主人公が最後の最後で少しだけ人間らしさに目覚めた所がアカデミー賞にノミネートされたのだろうか?