エンタの神様の狙いが解ると逆にその凄さに戦慄が走る



昨日動画を貼り付けたんで昨日のエントリーを観てもらうと解るかと思うんですが、「ですよ。」ってのがこれまた全然面白くないんですYO!
あーうざい。
で、まぁ面白い面白くないは個人の感性の問題なのでさておくとして、「ですよ。」だけでなく、ちょっと前に流行ってた、あのギター侍とかもうそうだと思うんですけど、定型があるじゃないですか?
動画をいちいち観てもらうのも苦痛になるかと思うのでちょっと書き出してみます。


「ですよ。」のネタの流れ
①「ですよ。」ですYO!(自己紹介 省略化)
②あいとぅいまてぇ〜ん!(持ちギャグを紹介 省略化)
③リズムを取り、ネタ開始
起 冒頭:ですよ。の最近は謝ることばっか(定型 省略化)
承 序盤:正義感や親切心から行なった行動を紹介
転 転換:そしたらSO!
結 オチ:謝る理由を話し、持ちギャグあい とぅいまてぇ〜ん!で締める



とまぁ、大雑把に書くとこんな感じだと思うのです。
この流れと言うか定型をエンタの神様のスタッフが作ってるのか、「ですよ。」本人が必死になって作ったのかは解らないのですが、
使い易い!
芸人がやるネタとしては、大して面白い話では無いように感じるって言うか面白い素人中高生とかの方がレベル高そうなんですが、この流れ自体は凄く覚えやすいし、実に使い易い。
何故なら、一般人にだって良かれと思ってやったのに裏目に出ちゃった事ってあるじゃないですか?
その話をする際に、合間合間に、そしたらSO!とか入れたり、最後にあい とぅいまてぇ〜ん!ってやっちゃう恐れ知らずな者がいずれ出てくると思うんですよ。
あと、お笑いに五月蝿い人とかが、もっとこんな話の流れでやるべきとか研究しちゃうと思うんですよ。
そうして、この一連の流れを使う人が徐々に増えてきて、ポカーンと見ていた人達もいずれ、このあやまラップ(?)を認知してきて、コレは面白いんだと思ってきちゃう訳ですよ。
そうなると、「ですよ。」は、一般人に良く使われるギャグを持つ優秀なお笑い芸人と言う事でバンバンテレビに出て来るって寸法だ。


と言う事で、エンタの神様って言う番組は、面白い芸人を発掘して紹介する番組ではなく、覚えやすく使い易いギャグを流布する事により若手芸人を売れさせる番組なんだと言う事が良く解った。
流行を作りたいのね。ようするに。
別に面白さとかは関係無いわけね。
そーゆー戦略だから、面白い芸が見たい伊集院と解り合えないのはしょうがない。
方向性が違うんだもの。